この話はバリ島ならではないでしょうかね。
2年前になりますか。。バリ家族のRさん(アルタのお兄ちゃんの1番目の奥さん)がバイク事故で頭を強く打ち意識不明で病院へ運ばれました。
集中治療室に1週間ほどいた後、少し意識が戻り、家族皆回復へ向かう様祈り続けました。
後日、家族数名でバリアン(呪術医)へ行き、回復する為のお供物と聖水を頂いて来ました。
Rさんの一番上の娘Jが「母へのお供物と聖水をかける事は私がやりますので、私が到着するまでやらないで下さい」と、強く言っていました。
このような生死が関わるような、ましてやこのお供物と聖水に大きな期待と希望が込められているのですから、娘Jがやるのは当然です。
ですがこんな時に限って娘Jは仕事からの帰り道、道に迷い病院へ到着したのが夜になってしまったのです。
病院のRさんのベットを見てビックリした娘J。
すでにお供物は置かれ、聖水は振りかけられた後でした。
「あれだけ言ったのに、誰が母に…」と後悔する娘J…
やった人は身内のMさんでした。
そして‥それからすぐ、家族の祈りも届かずRさんは息を引き取ってしまいました。
そして今日。。。
たまたま娘Jの心の内を聞く事が出来たのですが、何とも難しいというか、バリならではと言うか。。。😞
聖水を実行した身内のMさんはバリアンに聖水を振りかける時間を指定されていたので、その時間になっても娘Jが病院へ来なかったからMさんが止む終えずやっと。。。
一方娘JはMさんを疑っているのです。
以前から仲が良くなかったRさんとMさん。
娘Jの考えは、こうです。。。
私が病院へ到着できないように、道に迷う様に魔術!?をかけたに違いない。私が母に聖水をかけることをできなくさせる為に。回復を望んでいないんだ、あの人は。。
何とも難しい、複雑な考えになっちゃっていて、ただ聞くだけしか出来ませんでした、私。。。😣
言われた通り実行しただけなのに、こんな風に疑われたらMさんもたまったもんじゃないですよね。
また、あまりの悲しみから母の死を誰かのせいにしたい気持ちも分かります。自分が実行していれば助かったかも、と思う気持ちも。。。
でもそれは何も前に進まないし、Rさんの供養にはならない!!
といったところで。。。😞
バリの人ならではのお話でした。
こう言う話を聞くと心がザワつく😑嫌だなぁ。。。
本日、素敵な水槽を頂きました🤘魚が入る日はいつかなぁ🎶🤗