人間の死の形

8/6の夜23時に家族のおばぁちゃん(odah griy)が亡くなりました。

自然死と言っても過言ではないほど、苦しまずに家族が側にいる中、息を引き取りました。

2年近く歩くこともできず、介護状態でしたが2週間前から食事も取れなくなり最後はス~っと天界へ。

丁度8/8に町内会員のお葬式が行われることになっていたので、急遽合同でやりましょう!ってことになり家族総出でまぁぁ~~大変💦

7日の朝から会場作り、ご遺体箱、お供え物、食事の準備、参列者へのお菓子&お茶出し。。。

私、下っ端なので朝6時から23時までノンストップで、なんだか修行僧の様な動きをしてて、自分で笑っちゃうほど、あちこち働きグッタリ😵。。。

そして8日お葬式当日は大まかな流れとしては、ご遺体を洗い、海岸へと運び、海岸の火葬場で火葬し、遺骨を海へ流しひとまず終了。

バリ島で幾度お葬式へ携わりましたが、いつも思うこと、みんなで話すことがあります。

「人間はこの世に産まれたら、死に向かって生きる。人間の最後は誰しもがこの形。どんなお金持ちであろうが、美人だろうが、最後は何も持たず粉になるだけ」

綺麗に着飾ったodah

バリヒンドゥーはまだまだ分かっていませんが、私なりに思うのはこの島は死に向向き合って、死を考えて、死を恐れず生きている。死んだ後の世界を信じていて、生まれ変りを信じていて、生きている時に誠実に生きた人間こそが次の世界がパラダイスであり、またはいい環境内、同じ家族内に生まれ変わり降り立つことができると、そう信じて生きている。それを子供のうちから経験し、目や体で感じ取って大人になっていく。

おばぁちゃんの遺体を見つめる孫

人間とは自然物の一部にしか過ぎない。最後の形から目を背けるのではなく、目に焼き付け、死者を忘れることなく、一緒に生きて行く。

そんな事を思いながらodahを送りだしました。

やっぱり非常に疲れるけど、家族みんなで協力し合って成功させる祭事が好きです。

今回は婦人会のお手伝いもあって、頭がパニックでしたが、そんな私をみんな察し手伝ってくれる婦人会メンバーに感謝🙏

いやぁ。。。でもマジで疲れるわぁぁ。。。

odah…see you agein❤️

コメントを残す