今日、サヌールの実家の大きなお寺(sangah)でお祈りしている時に思った。。。
この画像の黄色のクバヤの女性はジョグジャカルタの人。バリ人と結婚し、クリスチャンからバリヒンドゥーになった。
この黄色のクバヤの女の子は、ママがジャワの人。バリ人と結婚し、イスラムからバリヒンドゥーになった。そしてその子供ももちろんバリヒンドゥーになる。
そしてこれ、私w。日本の人。バリ人と結婚し、神道からバリヒンドゥーになった。神道とは言ってももちろんそれらしいことはした事がない。小学生の時、「キリスト教会」の日曜学校とか言うのに少し通った記憶がある。イエスキリストの足元で白い着物を着て聖水を浴びるよう命じられたがきっかけで行かなくなった。同じく小学生の時に友達の両親の関係で「天理教」のお泊り会行事に参加した。早朝、旅館の宴会場みたいな部屋の真ん中に大きな3つの鏡が祀られていて、それに向かってブツブツ何か言う人がたくさんいたのを覚えている。「危なっw怖っw」って思い、速攻帰った来た。
そして最終的にはバリヒンドゥーになった。バリヒンドゥーの考え方は昔の日本(日本の中でも今もなお昔を大切にしている地域は多々あるのでしょうが。。)に似たところがあり、親しみやすかった。ただ。。。
- とにかく祭事が多い。毎月最低でも7回は大事な日!毎回たくさんのお供え物を供える。
- お供え物が祭事毎違うため複雑。
- それぞれの地域によってお供え物の内容が違う。
クリスチャンもイスラムも神道も根本は一緒だと思う。私なんかでは適切な言葉がでてきませんが、神を思う、ご先祖様を思う、ってとこだと思うんですけど、バリヒンドゥーはそこにさらに盛りだくさんのお供え物が捧げられます。生贄ももちろんあります。ひよこ、アヒル、豚、犬、ハリネズミなど(これに関しては私はどうしても苦手。。。というか無理)
この複雑なバリヒンドゥーを全く別な宗教から入り、ゼロから学ぶ。これって結構ハードル高いけど、家族内に私と同じ思いでゼロから歩む人がいるってなんかホッとするなぁ。。。とか、この宗教の違いだけで戦争にまで発展し、簡単に人が人や動物、自然を殺していってしまうのがなんか信じられないなぁ。。。とか、色々考えた。
またそんな宗教について考える自分にちょっとわらけたww
ちょっと前にさぁ、私が作ったお供え物を見て、「これが違う、置き方が並べ方が違う」とあーだこーだ言うおばはんがいたのよ。ご親切にありがとう、と言う気持ちと「ちょっとくらい間違ったって罰は当たんね~よ!大事なのは気持ちじゃね~の!神はそんなに心が小さくないわい!」と言う心の叫びをクリスチャンの子と共有しましたww