マルガ英雄墓地を訪れて思ったこと

マルガ英雄墓地(Taman Makam Palahwan Marga)は、1946年11月20日、オランダ軍との壮絶な戦闘により全滅したグスティ・ングラライ将軍率いる義勇軍部隊94名ほか、インドネシア独立戦争におけるバリ島での戦死者1372名を埋葬した戦没者墓地です。

バリ島タバナン県マルガにあります。

グスティ・ングラライ将軍率いる義勇軍部隊94名の中には、終戦後も残留してこの部隊に属して、 マルガの地で名誉ある戦死をした12名の日本人も含まれています。

こちらがその12名のお名前です。バリでの名前も付けられています。

Wikipedia引用

「インドネシア人と共に生きる、共に戦う」という熱い思いで戦った日本兵や、終戦後日本へ帰るのが恥ずかしいという日本兵とがいたようです。

残った日本兵はインドネシア人に武器の使い方、作り方、使い方、戦い方の技術を教えていたと言われています。

実際に私のバリ家族義理父(すでに他界)が生前こんな事を言っていました。

「りえこ、日本人の鈴木は知ってるか?槍の突き方や構え方を教えてもらったぞ!」と。。。

そういうところから、現在まで続く、良い親日関係が築かれていたんでしょうね。

毎年11月20日には戦死者を追悼する儀式がここマルガ英雄墓地で行われています。

昨日、私たちは日本人の墓標へお花とお線香を手向け、インドネシア人の墓標へは花びらを捧げました。

漢字で名前を刻まれた墓標もあり、間違いなくこのマルガの地で、まさに私の立っているこの場所で戦死したんだろうなぁと胸が熱くなりました。

わずか20歳そこそこの若者が、戦争へ参加し、人を殺さなくてはいけなかったのか。。。

人間の残酷さゆえに。。。

またこちらはインドネシア独立戦争の英雄である、グスティ ングラ ライ将軍の墓標です。
バリの国際空港も彼の名をとって、ングラライ空港と呼ばれていますね。
また、5万ルピア紙幣にも彼が採用されています。

こちらへもお花を手向けました。

当時の物が展示されている博物館へも少し立ち寄りました。

ここの空気が重いと感じている方もいました。。。😱

最後に美味しいお弁当をいただきましたが、食べながら思ったこと。。

簡単にこのような美味しいものが食べられる時代で、戦争のない時代で本当によかったなぁと思いました。

改めて、この国を守ってきた兵士達、そして共に戦った日本人達に感謝の気持ちを忘れずにしていきたいなと思った1日でした。

とはいえ、血を流して勝ち取った独立国。今は国内で政治同士が足の引っ張り合いをして、戦争している😓

しょーもない😑😑😑

なんか妙に静かだ。私の頭の中も静かだ。犬のイビキに幸せくぉ感じる❤️🙏

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