このお話は家族の為に、生きる為に大型クルーズ船へ出発すると決めたNOPIKさんのお話しです。
NOPIKさんは私の義理の娘、PUTUの旦那さん32歳です。
まだ小さい女の子が2人います。
長年某有名ホテルで勤務するも、コロナ後2年間は月の給料3千円程度。
副業でVILLAプール掃除やドーナッツ販売、牛の世話をしていた働き者のNOPIKさん。
以前から申し込んでいたクルーズ船の仕事のオファーレターが今年1月にやっと届き、1/21に急遽ジャカルタへ飛び、面接、VISA書類作成、健康診断などを終わらせました。
予定では2月3日に出発との話だったので、某有名ホテルへは退職届を出し、受理されました。
副業もすべて辞めました。
アメリカから出発という予定だったので、お世話していた牛もすべて売りに出し、エアチケット代の準備もしました。
がしかし!。。。1/31になってもVISAが発給されず、焦るNOPIKさん。
何度問い合わせても「もうしばらくお待ちください」と言われるだけ。。。
同日に面接した友人はすでに発給されているのに。。。
これで万が一、この話がなくなってしまったら。。。何もかも失ってしまってしまう😱😱😱。。
そんなNOPIKさん、いてもたってもいられず、自分のご先祖様へ手を合わせに実家、カランガサム県へ車を飛ばしました。
片道2時間以上かかる場所ですが、お供え物を持ち、猛ダッシュでとんぼ帰り!
お参り後、なんとVISA発給のメールが届きました❤️🙏。
ただまだ代理店からはっきりした出発日が知らせれておらず、出発予定日は間近なのに、エアチケットも買えないという不安な状態が続き、2/1の夜にやっと「2/4に出発」とのメールが届き一安心。
2/2の朝にはクルーズ船側からも「Welcome to our cruise ship!!You can check in」とのメッセージも届き、いよいよ目の前まできました!
がしかし、この時点ではまだエアチケットを購入していない。。。ドキドキ。。
クルーズ船出発地はアメリカ。
もちろんそこまでのエアチケット代は自腹。
ネットで軽くチェックしてみても20万円以上はするエアチケットばかり。。。さらにドキドキ。。
と、そんな矢先、やっと代理店から「エアチケットを発券したしますので店頭まで今すぐ来てください」との連絡が入り、なんとかかき集めたお金を握りしめ、店頭へ猛ダッシュ!
ようやく、こんな感じのスケジュールでエアチケットが発券されました↓↓
2/4 Super Air Jet IU751 デンパサール空港 9:15 → ジャカルタスカルノハッタ空港 10:10
2/4 Emiretes air lain EK357 ジャカルタスカルノハッタ国際空港 17:40 → ドバイインターナショナル空港 23:05
2/5 Emiretes air lain EK211 ドバイインタナショナルドバイ空港 10:05 → ジョージブッシュインターコンチネンタルヒューストン空港 16:40
週末にはアメリカヒューストンですね~~NOPIKさん。
まず船内のハウスキーピングのお仕事からスタートです。
予定給料はUSD800
8か月間は帰ってこれません。
クルーズ船によりますが、お客さんがまだ乗船しておらず、スタッフだけで自由に仕事しているクルーズ船もあれば、しっかりお客さんが乗船しているのもあるようです。
行ってみないと分からないそうです。。
アルタがNOPIKさんにエールの言葉を捧げました
とにかく一番大事なことはメンタルを強く持て。
そして仕事だけに集中しろ。
自分がこの船で働いている目的を常に忘れるな。
どんな仕事も率先してやれ。
海上での仕事を甘く見るな。
金稼いで来い。
とにかくメンタルを強く!ということを声を大にして言っていたアルタ。
やはり船上でのストレスに負け、精神をおかしくするスタッフも少なからずいますから。。。
実際、我が家の近くにそんな若い男性がいます。。
それでもなんでも、覚悟を決めて家族の為に稼ぎに出かけるNOPIKさん。
かっこいいぞ!!
明日1日は家族との時間をゆっくり過ごしくださいね。
今月に入って少しづつ色々と緩和され始めているよね。
がんばれ!バリ島