ここからの続きとなります↓↓
夜に近づくにつれてサンボの痙攣は悪化していきました。
少し目を離すと痙攣のせいですごい体制になってしまうため、ゲージから離れずとにかく体制をコントロールしました。
9時ころからは少し寝るようになり始めましたが、1時間置きに痙攣はやってきます。
朝の食事を吐き出してからは何も口にしていないサンボ。。。
ネットで色々と対処法を検索するも、どれもパッとしない答えしか見えてこず。。。
ここはサンボの頑張りと生命力を信じ、そして私の直感と適当な経験を信じ、乗り切ろうと思いました!!
まずは体力消耗や脱水症状がとても心配になり、ミルクを注射器で口に流し込むことにしました。
がしかし、痙攣があるため歯を食いしばっているもんだからうまく飲ませることができません。。
それでも無理やり口を少し開けミルクを流し込みました。
細々と咳き込みながらもなんとか飲んでくれました。
咳き込みをしてくれた時は「サンボが生きている!頑張っている」と大泣きな私。
そこからは1時間おきに注射器でミルクを飲ませました。
ゲージの横にマットレスをひき、3匹の愛犬たちと一緒に徹夜で看病しました。
夜中の1時からは痙攣が2時間置きとなり、少しづつ回復してくれているのかなと期待を持ちながらも、それでも手足、耳が冷たく、舌の色の白っぽく低血圧になっているのではないだろうかとドキドキでした。
体を温めないといかんと思い、タオルで体を包み冷えないようにし、マッサージもしました。
歯の食いしばりも柔らぎ、ミルクを飲ませやすくなり始めた早朝5時!!
半開きだった目が急に大きく開き、なんとサンボが立ち上がりました!!
びっくり!!
まだまだふらつきはありましたが、しっかりと自分の足で立って、口を開きハァハァと舌を出すしぐさをしました。
そこからは急激な回復力でした!!
たくさん水を飲み、めっちゃ大量のオシッコを2回!!
「あぁぁこれで体から毒素が出てくれたかな」とやっとため息を出すことができました。
そしてこれが10時頃の様子です↓↓
まだふらついていますが、目もぱっちり開き意識はしっかりしています!!
この日は水分と離乳食、ビタミン補給をしながらもしっかり睡眠をしたサンボ!!
夜にはふらつきもなくなり、すっかり以前の元気なサンボになりました!!
オシッコやウンチをすると、キャイン~と鳴いてお知らせをするサンボ!
ゲージの中かから私や3匹の犬の行動を興味津々にみているサンボ!
本当によく頑張りました。
世の中には病気だからとか、うるさいからとかなんやらの理由をつけて犬を平気で捨てる人がいます。
犬にも人間と同じで生命があります。感情があります。
その生命を手にしたのなら、人間と同じく愛情をかけてあげれば答えてくれます。
その準備ができていないのなら犬の生命を手にしないでほしいです。
今回のことで、とにかく生きる!ということをこの小さなサンボから教えてもらいました。
今はミニ怪獣のように元気いっぱいなサンボ君!
またゆっくり歩んで行きましょうね!!
先輩3匹もよろしくね!!